
お届けするレストランとしての使命
先日、あるご夫妻からご注文をいただきました。たまたま奥様がお怪我をされレストランに出かけるのが出来なくなったので、金婚式のお祝い用に二人分をいただきたいとの事でした。これは大変な大役をおおせつかったなと、どきどきしながら気合を入れてお料理をお送りした次の日の夜。1通のメールが届きました。
「ボングー宝塚様へ 金婚式のお祝いで夫婦でいただきました。お料理美味しかったです。夫はどこに隠していたのか当時の披露宴のメニュー表を出してきて二人で当時を思い返しながらとても楽しいお食事でした。夫は寝ましたが私は嬉しさで眠れそうにないのでお礼のメールを送ります。」
と書かれたメールをいただきました。
「あー、良かった」と心からホッっとし、一気に力が抜けたのを覚えています。
レストラン 料理人が思ってるよりも行きづらい?

「おしゃれをして出かける」とても楽しいですよね。そのためにもレストランは特別な空間として、色んなおしゃれな演出が施されています。でも同時にその雰囲気が入りづらいなと感じさせてしまうこともあります。
私の経験ですが、美味しそうで料理の勉強のためにどうしても行きたかったフレンチレストランを見つけたのですが、店の前まで行って「こりゃ、ひとりでは入れないな〜」とあきらめて、すごすご帰ってきたことがあるんです(笑)。ひとりで入るのってかなり勇気いりますよね。
また知り合いのお父さんから「いやー、実はスペイン料理とか一度は食べてみたかったんだけど、フォークやナイフとかが緊張するんだよ」と言われたこともありますし、同世代で特に小さいお子さんをお持ちのお母さん達からは、「たまには手の込んだもの食べたいけどレストランなんてまず無理」とのお話も聞きます。
「美味しいものは食べたいんだけれど、気疲れするな~」という風に感じることは結構あるようです。
純粋に食事を楽しんでいただくために
本来食事は楽しむためのものです。レストランにいって気疲れするなら、リラックスしてお家で食事を楽しんでいただけばいい。お箸で食べたって美味しいものは美味しいし、子どもたちがさわいだとしてもお家なら子育て中のお母さん同士でも楽しめます。
真空パックでお届けし、湯せんであたためるだけで簡単に食べられるようにしているのもそのためです。後からお鍋をよごさないため、気楽に楽しんでいただけます。
一人で楽しんでいただいてももちろんいいし、時間を気にせずゆっくりご夫婦でワインを飲みながら楽しんでいただいても車の心配もありません。「楽しむ」それが本来の食事の姿だと思います。
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お家にお届けする事で生まれる可能性
この前地元の宝塚で、直接お持ち帰りでご注文いただいたきました。初めて来られたお客様で「お家で食べれるオーガニック食材を使ったコース料理です」と説明すると、ちょうどご主人の退職祝いだからと二人分ご注文いただきました。でも直前になって6人分に変更になったのです。
理由は「だめもとで、独立している子どもたちに言ったら全員集まることになってしまったのよ」と笑っておられました。私、それを聞いて、「お父さん喜んだんだろうなー」と思って大変嬉しかったんです。
オーガニックのお料理をお家で食べられるようにお届けする事にどんな可能性があるのかわかりません。ただ、「家でならお祝いしてもいいかな」と思っていただけて、なんとなくほったらかしになっていたご夫婦の結婚記念日や、お一人の誕生日が小さなお祝いの日に変わったり、また冒頭の挨拶でも述べましたが、年齢的に遠出ができなくなったご年配の方やハンディをお持ちでレストランに行けない方たちの楽しみに少しでもなることが出来ればと思っています。
そして、より沢山の方に「じっちゃん、ばっちゃんと一緒に食べたよ」とか「お祝いしたよ」などと言っていただけるよう、安心で美味しい、元気の出るお料理をお届けできるようにがんばります。













